2017.4.12 ミュシャ展@国立新美術館
【国立新美術館開館10周年・チェコ文化年事業 ミュシャ展】へ行ってまいりました。
スラヴ叙事詩のことは知らなかったのですが、チェコ国外では世界で初めて全作品がまとめて公開されるとのことで、興味を持ちました。
まず、絵そのものの大きさに驚きました。
かなり規模の大きい絵だと分かっていましたが、まさかここまでとは。
そして、人物の表情がとても豊かで、1枚の絵の登場人物の多さも珍しくと思います。
なかでも特に気に入った作品は、色使いがとても綺麗だった『原故郷のスラヴ民族』『聖アトス山』、画面中央の人物の白に惹かれた『ベツレヘム礼拝堂で説教をするヤン・フス師』、構図が面白かった『スラヴ式典礼の導入』の4つです。
また、ポスターや連作の『四つの花』や『四芸術』も、とっても魅力的でした。
この4連の作品は、ほかにも宝石や四季等を題材にしたものがあるようなので、こちらもぜひ観てみたいです。